第11章 Dawn９.過去と傷痕

小南はにっこりと華やかな笑顔をペインに向けた。

背中に羽が生えれば、本物の女神か天使のようだ。


痛(か、可憐だ…)


ペインもそのあまりの美しさに、以前のリンと同じように思わず見とれた。

しかも、顔はもちろん耳まで赤くして心臓も高鳴る。


痛(俺、あの子に惚れたのか？)


どうやら一目惚れしたらしい。

しかし、小南はそんなペインを尻目に長門の方を向いた。


小｢ねぇ、長門？あなたも賛成でしょ？｣

長｢もちろん！大歓迎だよ｣


二人は笑顔で答える。


鈴｢リンもここでお兄さんとお姉さんと一緒にいたいー！｣


リンも嬉しそうにそう言う。


痛｢本当にありがとう…。これからよろしく頼む、長門、小南｣

長｢こちらこそ！歓迎するよ｣

小｢よろしくね、ペイン、リンちゃん｣


そして、みんな笑顔で握手を交わすのだった………


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