第28章 Dawn２３.神と世界-理想郷-

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ペインはナルトに黒刀を、両肩、両脇腹、両脚に６本刺した。


痛｢急所は外して浅くしてある。これでお前は自分の意志では動けない｣


ナルトはぐったりしていて虚ろな目をしている。

ペインはあきれたようにそれを見下ろす。


ｼﾏ｢しっかりせい小僧！そいつが何を言おうが、お前は聞く耳を持ったらいけん！お前が負けることは許されん！！｣


シマの遠くからの喝に、ナルトの虚ろだった目が色を取り戻していく。


ｼﾏ｢自来也の小僧も父ちゃんも、それを信じて命を懸けたんじゃ！｣


シマはフカサクの血だらけの遺体を見ながら涙ながらに語る。


ｼﾏ｢こんなとこでお前がくたばったら、ウチが許さん！｣


そう言い切った刹那、シマの身体が凄い力で吹き飛ばされた。


痛｢うるさい蛙だ｣

鳴｢てめーーッ！！！｣


シマを吹き飛ばしたペインに、ナルトが怒りの目を向ける。


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