第28章 Dawn２３.神と世界-理想郷-

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バサバサバサ―――…



メンバーが集まっていた所にいくつもの白い紙が舞い、小南を形作った。


小｢リンとマダラなら顔岩の崖の上にいたわ。大丈夫よ｣


小南は不安そうなメンバーの顔を見て、すぐ察したかのように言った。

同時に、みんなから安堵の息が漏れる。


蠍｢それで？リーダーの撤退命令は何なんだ？小南｣

小｢……もうすぐ畜生道が来るわ｣


小南は質問には答えず、里の方を見上げた。

すると、木々の上からショートカットの橙の髪をした輪廻眼の女の子―…畜生道が現れた。


畜｢口寄せの術！｣



ボボボボン！！！



畜生道が小南の後ろに降り立つと同時に地面に手をつけると、４人の男が口寄せされた。


飛｢はァ！？何だこいつら！｣

角｢もしやこれが…｣

小｢そうよ。彼らは六道達。身体は違うけどペインが操ってるから彼本人だと思っていいわ｣


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