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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-





サスケは怒りに震えながらダンゾウを睨みつけた。


佐「自分達が困った時には助けを求め、もう必要なくなったからといって虫が良すぎる!!兄さんを馬鹿にするのもいいところだ!」


イタチは何も言わず、黙り込む。


サスケの剣幕に圧倒されたのもあった。

が、もしこれでダンゾウの言う通り、綱手もサスケの処刑に賛成していたとしたら――…

やはり自分は己が守った里―…上役に見限られていたと、悟らざるを得ない。


鼬「そうか。やはり盟約や嘆願とは曖昧なものだったな。立場でその理解に差が生まれる…。皆、己の都合の良いようにしか解釈しない」


なぜだか身の危険を感じ、ダンゾウはイタチから距離を取る。


鼬「俺にとっては、どんなことがあってもお前らがサスケに手を出さないことを願っての盟約…」


イタチは視線を下に向け、まぶたを閉じた。


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