第26章 Dawn２１.師匠と弟子

斑｢しかも、奴は俺の正体を知っていたということだな｣

鈴｢そう…みたいです｣

斑｢なら、木ノ葉に俺のことが…｣

痛｢いや、それはないと見ていい｣


マダラは怪訝そうな顔を見せる。


痛｢奴はその話をした時、予想だと言っていた。自来也の性格と立場からして、里に予想でしかない情報を安易に流せるはずがない｣

鈴｢でも、お兄ちゃんの六道のことはきっと流れてると思います｣

小｢あのダイイングメッセージね…｣


しかし、ペインは取り乱さない。


斑｢木ノ葉は九尾のいる里だ。あまり知られたくはなかったが…。自来也を殺ったことで木ノ葉もお前に目をつけている、ペイン｣


マダラはスッと立ち上がった。


斑｢時間が経てば経つ程、向こうも何かしらの手を考えてくる…。やりにくくなる前に動け｣

痛｢そのつもりだ｣

小｢ペインは無敵…。どんなことがあっても、九尾は確実に手に入れるわ｣


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