【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第26章 Dawn21.師匠と弟子
自「まだ…お前に話してないことがあったんだのォ」
自来也のニンマリとした笑みに、意味深で不穏な空気を感じ、ペインは顔をしかめた。
自「お前たちが"暁"にいることは初めから危惧しとった。だが、それを確信してから最善の手を打ったんだがのォ」
痛「最善の手…?」
自「"白の堕天使"」
痛.小「「!」」
自「身に覚えがあるようだのォ」
言葉を失った2人に、自来也は口角を上げたまま彼らを見据えている。
痛「まさか…あいつらに情報を流したのはーー…」
自「ワシだ」
その瞬間、ペインの中で何かが切れた。
痛(だから熾信は長門のことを知っていた…!そういうことだったのか!!)
いつの間にか握り締めていた拳がワナワナと震えている。
痛「貴様ッ!!それでリンがどれだけ傷を負ったか、お前はーー…!!!」
先程の冷静さが嘘のように、ペインは怒りに駆られ、前に出る。
_