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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第24章 Dawn20.動物と絆-真実-





ドアを開けた瞬間、聞こえてきた優しい声と記憶に沈んでいたあの背中。



コトンコトン…



サスケはあまりの衝撃に、持っていた桶を落とした。


佐「兄…さん…?」


目を大きく見開いて、立ったまま動けなくなる。


窓際に立ち、外の月をぼんやり眺めていたのは、紛れも無い"イタチ"だった。

赤雲のコートは着ておらず、いつもその下に着ている紺の服で背中を向けている。


"会いたい"と――…

"起きて欲しい"と――…

何度も何度もそう願っていた兄が今、目の前にいるのだ。

本当に生き返って、目の前に立っているのだ。


鼬「心配かけたな…。だが、もう目もしっかり見える」


ゆっくりイタチが振り返る――…


鼬「また…一緒に月を眺められるな…サスケ…」


おもむろに振り返ったイタチは優しくにっこりと心から微笑んでいた。

サスケは唇を噛み締め、目にジワジワと涙を溜める。


佐「……兄…さん…っ……」


ポロポロと溢れ出す涙を流し、座り込むように泣き崩れた。


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