第2章 猫会議にゃ!
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ぬきあし
さしあし
…ちどりあし
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ん?
最後の違う??
“ちどりあし”じゃないのにゃ?
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え?
しのびあじ??
それ、どんな味にゃ???
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「ぅう〜ん…さぁ〜としくぅ〜ん…」
「Σドキッ!!」
「………んがー…」
ね、寝言にゃ…しょーくん、さとにゃんをビックリさせにゃいで欲しいのにゃ…
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んにゃ?
にゃにしてるかって?
みんにゃが寝静まったから、こっそりお部屋を抜け出したのにゃ
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にゃんでかって?
んん〜!またまたぁ〜…みんにゃ知ってるくせにぃ〜!!
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え?
さとにゃんの口から聞きたいのにゃ?
んふふ、仕方がにゃいのにゃ〜…
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それはねぇ
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“真夜中の猫会議”に出席するためにゃ♪
「たのしみにゃ〜♪さとにゃん猫のお友達はきょうちゃんしかいにゃいのにゃ…もっとお友達が欲しいのにゃ!」
だって、もしかしたらぼくの他にも人間ににゃれる子が居るかもしれにゃいでしょ?
にゃんでぼくが人間ににゃれるのか、手がかりがあるかも知れにゃいにゃ!!
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「ふんふんふ〜ん♪ねっこかぁいぎぃ〜♪」
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ぼくはベランダからお外に出て空き地を目指したのにゃ
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