第5章 まーくんの願い事
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「…スカートでも良い訳だろ?」
スカート?
「でも、短いのだと、しっぽちゃんの先っちょが出ちゃうにゃ!」
「…じゃあ、長めのワンピースとかなら良いんじゃないのか?」
わんぴーす?
あの、手が伸びるやつにゃ?
…黄色いお洋服着て(←それ怪物くん)
「…さとしに似合うやつを俺が見立ててやるよ」
「にゃ〜?」
「…一回やってみたかったんだ……普通のデート」
「???」
どうゆうコトにゃ?
普通じゃないデートって、どんなのにゃ??
「…写真とか撮られても、お前が相手じゃ裏取れないからな」
「…うら?」
むぅ〜ん…
さとにゃんサッパリにゃ!!
さとにゃんがむつかしい顔して首を傾げていたら、じゅんくんがぼくにょ手をむぎゅっと握り直して言ったのにゃ
「…要するに、可愛いワンピースを着たさとしとデートしたいって事だよ」
むぅ〜〜ん
さとにゃんは、手は伸びにゃいと思うのにゃ!(←違うよぉ〜)
「良く解んにゃいけど、じゅんくんがそう言うにゃら、そうするにゃ!」
じゅんくんの為にゃ!
頑張って伸ばすにゃ!!(←伸びないよぉ〜)
「…よし、じゃあ行くか」
「はぁ〜い、にゃ♪」
ぼくはじゅんくと、お洋服を買いに行くとこになったのにゃ
…多分、黄色いお洋服にゃ!(←それじゃないよぉ〜)
そうと決まったら、腕を伸ばす練習を…
「にゃっ!にゃっ!!」(←腕を振りまわしている)
「…何やってんだ?」
「練習にゃ!!!」(←今度は前に突き出してます)
「…練習?」
「待っててにゃ!今伸ばすのにゃ!!」(←更に、上に突き上げてます)
「…??」
多分、もうちょっとにゃ〜!!(←だから、ムリだよ~(笑))
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