• テキストサイズ

【呪術廻戦】抱きしめてそばにいて

第27章 残穢





ーーーーーーーーーーーーーー




「申し訳ございません…」




暗くなった高専の校舎内で、伊地知が汗を垂らしながら頭を下げる。




「何者かが私の帳の上から二重に帳を下ろしていました…」





薄暗い校舎の廊下では、ただ伊地知の話す声だけが静かに響く。





「加えて予定にない準一級レベルの呪いの発生、全ては私の不徳致すところ…なんなりと処分を」




「いやいい、相手が悪すぎた」



僕は腕を組みながら窓辺へ寄りかかると、いつもよりも低い声を出した。




「と申しますと…犯人に心当たりが?」




「……………」












心当たり…ね…





/ 483ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp