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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第9章 さよなら五条先生


 その日は午後から外部研修が入っていて、予定より早くレクチャーが終わったので日が明るいうちに帰宅した。
 
 帰ってみると鍵が空いているのに五条先生がいない。

 鍵もかけないでどこにいったのかとスマホを鳴らしてみると着信音がほんの僅かに壁を伝って聞こえてくる。

 聞こえたのはスミレさんとボブが住むお隣の部屋からだ。建物共有のWi-Fiだから繋がったみたいだ。古い木造アパートの壁の薄さ半端ない。

 携帯の応答がない。

 何でだろうと思い、恐る恐るお隣さんを訪ねる。インターホンを鳴らすけど出てこないからコンコンと2回ドアをノックした。

「あの……神坂ですけど」


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