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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第9章 さよなら五条先生


 水換えをお願いしていた豆苗がいい具合に伸びている。

「せんせ、豆苗が食べ頃だからカットして明日の夜ご飯のおかずにお願いします」

「あー実は僕、豆苗って料理したことないんだよね。主婦のお野菜って感じじゃない?」

「そんなのネットで調べたらわかるでしょ。スミレさんのお店の場所調べるみたいに!」

「どしたのイライラして。女の子の日?」

「違うよ! デリカシーって日本語もそろそろ覚えてね、ジョー」

「なにキレてんの。千愛にヒスは似合わないよ。千愛はやっぱりニッコリしてんのが可愛いからね」

 誰のせいで……って言いかけてやめた。

 そんな事言う権利なんてない。自分でも何をこんなにカッカしてるのだろうと嫌になる。



 
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