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最後は結局私だけ
第2章 入学
たくさんの希望を持ちながら入学式に行った。
同じ中学だった友達とはクラスが離れ知っている人がいなかった。けれど、春休み中にあったオリエンテーションで出会った紬が隣の席だった。それをきっかけに仲良くなった。
その時はまだ知らなかった。背が高くて顔もクラスで1、2番を争うくらいのイケメン男子が私に一目惚れしていたことを。
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