第18章 こたつ
なかなか彼奴がコタツに入らないから最初は"家政婦"としての決まりがあったからだろう。
でも
(せめて、俺がいる時に入ってくれたら良かったんだがな···)
ボロボロ
(···シャワー浴びよ)
✿✿✿
ふっ
「いけない、寝ちゃった。(起きたいけど上にノコちゃん、隣にカボちゃんが··ん?)」
ノコちゃんとは違う重さを感じる
視線を移すと···
どん!きらきら
「すぅ···すぅ···」
「···」←宇宙猫
ロナルドさんが私の隣で抱き寄せ寝ていた
(どうしよ···コタツの優しい温度に眠気と癒しを感じて···)
ちらっ
「すぅ···すぅ···」
(寝息も心音も安定してる、最初出会った時よりも落ち着いてる)