第2章 しゃんしゃん
「あっ··嫌いでしたか?マドレーヌなんですが。」
かしっ
「いただきます」
「でもロナルドさん、よく私の家分かりましたね」
もく
「店長に聞いた」
「店長でしたか、でも鍵は?」
「ピッキング」
「ぶァ!」
「···それに、ピッキングしなくても最初から合鍵貰えば···」
「······」
「···なんか喋れよ、恥ずかしいだろ···///」
はっ
「すみません!思考停止してました···」
「なぁ」
「はい?」
がたん
「···お前の鍵、俺にもくれよ」
「合鍵ですか?」
ぱくぱく···。
「······」
(ぱくぱくルド···ん?私はロナルドさんがいる事務所の鍵は貰ってるから出入り出来るけど···ロナルドさんは···!///)