第13章 ×××
『いただきます』
ぱくっ。
「美味い··(ドラ公の味に似てる)」
「良かった。味に変化欲しいなら調味料があるので自由に。」
「ひてりで、食べるのか?」
「はい、私はひとり暮らしですから。でも時たま友人の家で食べたり、懐かない猫が来たり。ロナルドさんも拾われた猫みたいですね··猫と言うより雪豹。凄く綺麗な毛並みに綺麗な青空の瞳」
うぐっ
「ぐっ!////」
「あら、本音を話しただけですが··恥ずかしがる貴方も可愛いですね(愛されるのが慣れない雪豹みたい)」
かたん
「さや··か?」
なでなで
「愛い子」
「それは、俺だけに··ですか?//」
にこっ
「はい」
「··あまり、誰かに撫でられると無かったから··嬉しい//(兄貴や師匠はあるけど··)」
「ちいさい時に撫でられた記憶は大人になると忘れますからね」
好きな人からの手は知らない