第12章 特別対談

ぐいぐい
「やだーー！彩華と離れたくなああい！」

「ぐおぉ···ロナルドさん､ちょっと離れるだけですから」

ぎゅむーーー｡
「何で､一緒の部屋じゃないんだよ···」

『対談室』

「私が誰かと話するとしか来てませんからね··大丈夫ですよ｡戻りますから」

「ううん···｡なでなでして」

なでなで
「偉いよ」


✿✿✿


ｶﾞﾁｬ
(気配はなんか··)

私に



『······』



似てる


『もん！？』







「あっ､あの···」

「はい､紅茶にしますね！」

「わざわざ､ありがとうございます」

ｶﾁｬｶﾁｬ
「でも､ドア開けたら私に似てる人が入るからびっくりしましたが､特にシンヨコには当たり前ですからね！」


「確かに(色んな世界のロナルドさん見てきた···まさか！この私にもロナルドさんがいるんじゃ！)あの！」

「はい？」


「貴女が､ここにいるならば···貴女も分かるはず···」