第6章 アブラカタブラ
『たまにはわがまま言ってごらん?』
これがわがままなのかは分かりませんが。
すっ
ぴとっ
「···あの女性が、ロナルドさんのことを気になっていたから、ちょっとした···いじわるしました」
「···(彩華くんから俺の手を自分の頬に当ててる、顔赤いし)」
「いけませんでしたか?」
ずしゃっ
「いいですーーーーーー!///」
「!?ロナルドさん!?もしかして···今のダメでしたか?//私··わがまま初めてで···//」
ちぢこまり
「違う···可愛すぎる··わがままで、息子が起き上がった··//」
「すみませええんーーー!///」