第2章 しゃんらび
飼われた当初
『侍ならば自害する身ーー!』
ばっ!
『駄目だ!君は死ぬ事はないんだから···何も怖くないから··ね』
『あ···あぅ···(しっかりしてる背中、)はい』
(それ以降小刀は閉まったけど···私このまま正体をバラさない方がいいかなー··)
もし女の子ってバレた時は静かに去って森に帰ればいいかな。
帰ればドラルクさん達に会えるし
ぐすっ
「会いたいな」
そんな感じで私は姿を隠しながら生活をしていたある日
「···!?」
何故
ぎゅ···
「すぅ··すぅ··」
「!?」
私の部屋でロナルドさんに添い寝されとる?!
やばいやばい
寝る時はサラシ巻いてないから完全にバレてしまう···どどど、どうしよう···