第4章 しゃん
「今、されてませんか?」
「俺からじゃない、彩華くんからされてないよ····。」
「そうですか?(ヤバい、そんなに抱きついて··あー··)」
「何で抱きついてこないの?俺ばかりは嫌だ」
なでなで
「と、とりあえず夕飯食べてお風呂入って来ましょ(背が高いから撫でるの大変だな)」
「ううん···」
が、上手くいかない事もあり
会社から電話来たり、急な仕事も入り
更に日はすぎる
ずうううん···。
(やっと···帰宅出来たけど···彩華くん寝てるよな。せめて寝顔はみたいな)
カチャッ、キイィ···
ぺたぺた
「···彩華、ただいま」
「おかえりなさい」
びくっー!
「!?」
ごろん
「夕飯は冷蔵庫に入れてありますよ、温めて···入りますか?」