第29章 ウソの声 嘘ルド
嘘ルドside
『パパーー!』
ぎゅっ!
『うぉっ。飛んで来たなーーw』
スナスナァ
『さすが···君の子供だよ··体力お化け··』
『ヌー!』
『ドラルクさん、子守りありがとうございます』
『彩華は休んでろ。後は俺が相手にするからよ!』
本当は、一緒にいたかった。
一緒に住んで笑って
子供がいて
ドラ公ともからかって騒いで殴るの繰り返し
そんな世界を俺は···
ふっ
「····見たか··った」
目を覚ますと俺は彩華の膝枕で寝ていた。
ずっと頭を撫でてくれて
手を握ってくれて
「ドラ公、ちょっと目を潰れよ」
ふよふよ
「···はーい」
すっ
「···✖✖✖」
チュッ··。
❦ℯꫛᎴ❧