第24章 ちゃいな ◆夢女
すん
「人間の匂いがする」
「はい、僕?··寝てる」
多分怖さが途切れたんだろうか
眠る姿がなんだか出会ったロナルドさんと似てる
「コイツどうすんの?」
よいしょほらしょ
「とりあえず怪我の治療や体調みたいので私の家に連れて行きますか」
じー···
「俺に似てない?」
「昔出会った時のロナルドさんみたいですね」
✿✿✿
「いくら警察からのヘルプだとしても彩華くん!力出しすぎだ!」
しょぼんぬ
「すみません(威圧だけにするつもりが···弱き子供を多数が殺るのはよくないかと···)」
「せっかくの中華衣装が台無し··ではないね。まぁそれだけは良かったよ」
「なーなー!ドラルクさん。俺も眠らせたぜ!」
ぽん、なでなで
「ロナルドくんも偉いよ。でも流石に首領はやりすぎだよ··虫の息じゃないか」
「なんか反抗してきたから」