第24章 ちゃいな ◆夢女
「ドラルクさん、何故中華衣装?」
「せっかく来たんだ。似合うじゃないか!なぁロナルドくん」
きらきら
「すげぇ!可愛い!彩華!」
「なんか落ち着きませんが··ドラルクさんもロナルドさんも似合ってますよ」
「私は何着ても似合うからね」
(何徹夜目だろうか···)
「彩華似合う!?」
「ロナルドさんはチャイナ帽を取り入れたんですね。似合ってるよ」
『····!』
チャキッ
「ドラルクさん、何か聞こえませんか?」
「ここは賑やかな繁華街だ。なるべく穏便にすませた···っていない!?」
「ドラルクさんの会話聞く前に走ったぞ!」
「えー!?暴れすぎはいけないよ、彩華くん」
ドガッ!ばきっ!
「おらぁ!まだ始まったばかりだろ!買われた身なんだからしっかり耐えろや!」
「おいおーい、殺すなよ?死んだ臓器が可哀想だ」
「がっ!···うぅ··にいちゃ··あがっ!!」