第21章 闇 ✿夢女
この世界は愉快な吸血鬼や人で溢れかえってる
私の世界は同じだけど
ふたりの立場が逆転してる
「彩華、クレープ食おうぜ!」
「あっ、ならここは私が···ほぶ」
ぐい
「何もしなくていい」
「···すみません。(段々と慣れてきてる)」
「何食べる?」
「チョコですかね」
「あぁ!」
✿✿✿
「おや?チョコの匂いがする」
ぎく!
「えっ!?」
「ゴリルド君と出かけた時に何か食べたんだね笑、さて今日も話してくれないか?君の逆転を」
「ドラルクさん」
「なんだい?」
「貴方は、違う世界から来た私を何故そこまで優しくするんですか?」
「もちろん楽しいからだよ」
「楽しい?」