第21章 闇 ✿夢女
なんだろ
くすぐったい。
そして
何だか···。
私の中に、何かが入ってくる感覚が
ふっ
「す····る!?///」
「あっ、起きたか?今日はドラ公が爺さんに連れて行かれたから、声は抑えなくていいぞ···」
「え"っ//···と言うか··///っ!ひっ··あぁ//」
「やっぱり、好きだな」
ぎゅーーーーーーー。
(やわらかい、あったかい)
俺達は違う世界同士なのは理解している。
それでも変わらない気持ち
「好き、好き」
この世界で過ごした日々は元の世界にしたらたったの1分も変わらない
さら··さら
(そう考えるとアイツをVRCに搬送させなくて正解だな。ドラ公も"君の好きにしな"と賛成してれたし)
チューーーー。
(起きたら、服屋にでも一緒に出かけよう)