第13章 ぱしゃり ✿夢女
「彩華が爪切ってくれるの?」
「自分で切りますか?」
「いや。切ってもすぐ伸びるぞ」
「!?」
ぱちん
にゅっ★
「ほらな」
「意味ないやん!」
「でも短く出来るぜ!」
「何ともまぁ便利な吸血鬼ですね···(爪切り準備した私··しかしほんとすごい吸血鬼だな)」
(私も爪切るかー··)
ぱちん
ぱちん
「彩華切ってるのか?」
「伸びすぎると爪割りとか色々大変ですからね」
「··あんまり短くするなよ」
「何でですか?」
けろり
「だって俺の背中の傷跡、彩華の爪だからな!」
「ーーーー!////」
「だから短くしすぎるなよ!」
かああ///
「こっ、こら!///」
爪切りすら危ないとは知らなかった
❦ℯꫛᎴ❧