第41章 芸術は爆発か？

鬼灯「毎年冬になると流行るんですよ。私達も気をつけないと.....」

桃太郎「(この人らも病気になるんだ.....)」

貴方「しかしこの説明書は凄いですね」

桃太郎「......はい
薄々気付いていらっしゃるとは思いますが......あの人は絵が下手とかそういうレベルじゃないんです」

鬼灯「イヤ。
薄々というか痛感するレベルで気付いてますよ」

桃太郎「あ やっぱり？」

貴方「これでは業務に支障が出ますね」

桃太郎「そうなんですよ」

鬼灯「でもあの人は自分の絵が下手だっておそらく気付いていないんです」

貴方「気付いていないどころか「結構イイ」とさえ思っています。 多分」

桃太郎「......ですよね」

鬼灯「しかしこういう説明書のせいで薬の処方を間違えたら大変ですよ」

桃太郎「ええ......でもなあ〜.....営業外のことだしあんまり傷付けずに上達してもらうには......」

ﾋﾟｯ
鬼灯「もしもし オマエの絵酷すぎるから絵習いに来い」

桃太郎「ちょっとオォオォォ 俺はどうやんわり言うか......」

貴方「大丈夫です。こんなことで傷付くような神経ヤツは持っていません。こういうことは得意な人に教わるのが一番です」

場所が変わって鬼灯たちは美術館に来た

桃太郎「金賞か…凄いな…凄いのかな？…」

白澤「釈然としねーなあ。なんで僕が絵習わなきゃいけないの？」

唐瓜「俺も別の理由で釈然しません」

鬼灯「絵の解釈は人それぞれですか彼のデッサンはとても上手ですから」

白澤「習うつもりないんだけど文句言いに来たんだって」

茄子「鬼灯様と愛莉様が見に来てくれて嬉しいなー」

貴方「おめでとうございます。
貴方にお願いがあるんですよ」

茄子「何ですか？また壁画とか......」

鬼灯「いえ」