第3章 シロ、日々勉強
鬼灯「不喜処地獄には慣れましたか?」
シロ「はいっ先輩に色々教わってますっ」
二人はジュースを飲みながらシロと話している。鬼灯はブドウ、瓜美はお茶を飲んでる
お局「シローアンタ報告書早く出しなさいよ!」
シロ「あっ...はいすみません」
お局「“申し訳ございません”でしょ!?早く覚えなさいよ!」
シロ「ワ...ワン...」
お局「あっ部長~~お疲れ様でーす」
鬼灯「彼女は?」
シロ「不喜処のお局様です...」
シロ「先輩に教わった大事なこと一、お局様をキレさせない 二、お局様がキレても正論で対抗しない 三、お土産は従業員×1お局様×2」
貴方「貴方の先輩何があったんですか」
シロ「お局様は先輩には妙に厳しいんだけど......部長と喋る時は声がワントーン高く......」
鬼灯「別に知りたくないんですけど...不喜処地獄の泥沼オフィストライアングル」
シロ「暇があったらゼクシィとか眺めちゃってよぉ...へっ......無理だよ」
鬼灯「おやおやダメですよ、それは貴方の主観でしょう。そもそも彼女本当にその部長が好きなんですかね」
シロ「鬼灯様...オスは辛いよ」
鬼灯「耐えなさいそういう時こそ君子は紳士であるものです。上司とは何かと色々あるものです」
そこへ閻魔大王が通りがかりこっちへ来た。
閻魔「あっ鬼灯君と瓜美ちゃんだ。君達も休憩?あっジュースなんか飲んじゃって~何々?誰の噂話?」
貴方「あ、大王...」
鬼灯「.........」
閻魔「あっ君もしかして新入社員のシロちゃん?」
シロ「ワン!」
閻魔「カワイイ~真っ白だねぇ!」
鬼灯「ああ、初対面でしたね。紹介しま...」
閻魔「おいでおいで!お手!おかわり!」
鬼灯「閻魔大王...きちんと挨拶を...」
貴方「大王...」
閻魔「伏せ!凄いさすが桃太郎の元お供!じゃあ少し高度なヤツ!イノキのモノマネ......」
ゴッガンッ
鬼灯と瓜美に金棒でシバかれた。そして鼻に骨が入り込んでいる。
鬼灯「シロさん、この方が天下の閻魔大王ですよ」
貴方「大王、しっかり挨拶してください」
閻魔「よろしくワシが閻魔じゃ、そして彼と彼女はワシの腹心のはずです」
シロ「...げっ...元気ですかっ...」
閻魔「……今はあんまり……」