第35章 短編5 おさそい 本誌ルド
「ロナルドさんと半田さん、ふたりは確か学生時代からの友達なんですよね。」
「そうらしいな··」
「半田さんは困った人に手を差し伸べ、ロナルドさんは自分の命にかけてまで人を助けるむちゃくちゃな考えを持ってますが··私はふたりが羨ましいですね!」
「彩華··」
ぱん
「あっ!でもこの前私もコンビニに来た強盗をかかと落としでダウンさせましたよ!」
ちーん
「つよすぎ。····彩華は実際どうなんだ?」
「何がですか?」
もじ
「····半田の事··」
「好きですよ」
ずごごごーー··
(彩華さん、まさかロナルドよりも対策を?ってロナルドーーーーーー!)
でろでろ
「う"ーーー·····」
がたん!
「それは···ほんとなのか····?!」
「あぁ、もちろん人としては好きですが··本当に愛してるのはロナルドさんですよ」
ぢん!?
「ーーー!///」
(恥ずかしい告白聞いちゃった··ってロナルドーーーー!?お迎えに連れてかれてるから!)
「ありがとう···ありがとう···」