• テキストサイズ

夢の続き

第10章 プレイスタイル



~実夢side~

「蓮二、おおよそのデータは取れたんだろう?」

「あぁ」

部室の窓から見えるテニスコート。
まーくんが丸井君とダブルスを組んでいるのがよく見える

「鈴は丸井君ばっかりだね」

「いや。そうでもないぞ」

「え?」

「ちゃんと、今の立海の部員の事も見ている。
その証拠にアイツの手元にはノートが握られているからな」

お父さんに言われて見てみると、確かに小さいノートを握っている鈴の姿

「気づかなかった」

「だろうな」

「じゃあ、始めようか」

「あぁ」

レギュラー陣を変えると言いだしたお父さんとせーちゃん

「部長は、仁王の息子のままでいいだろう。
アイツは育てば、仁王以上になるかもしれん」

「だろうね」

「副部長は、井上健」

「副部長を変えるかい?」

「あぁ。桜井ではその器にはならないだろう」

「なるほど」

「で、レギュラーだが、精市はどう見る」

「きっと、蓮二と同じなんだろう?」

「あぁ」

「どういう?」

「レギュラーが全員変わるというのは到底考えられないだろうな」

「特に、今の立海では」

そう言ったお父さんとせーちゃん
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp