【東京リベ】Break down【三ツ谷隆】【ドラケン】
第13章 らしくない*
“ばちゅッ♥パンッパンッパンッ♥ばちゅッ♥”
「ああッ♡イクッ♡イクッ♡んあああぁぁッ♡」
「くっ…イクッ…出るっ!」
“どぷんッ♥びゅーッ♥どぷッ♥びゅーッ♥びゅるッ♥”
隆のモノが、私の奥で未だに“どぷっ、どぷっ”と脈を打つ。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
息が苦しい。
全力疾走した気分。
隆は一息つくと、ズルリとモノを引き抜く。
そしてコップにお水を入れて持って来てくれた。
崩れ落ちる私を抱き起こして、お水を飲ませてくれる。
私はそれを一気に飲み干した。
「名前。悪ぃ。酷くした」
「いいよ。隆の好きにして」
「俺、ちょっと気高ぶっててさ。やり場がない気持ち。お前にぶつけたかも」
「いくらでもぶつけていい。それくらいの器はある」
「ふはっ!お前のその男気。ありがとな。名前」
「いいよ」
「さて、シャワー浴びるか」
隆は私を抱き上げると、浴室へ連れて行く。
一緒にお風呂に入って。
そのまま寝て。
翌朝、起きた時には、もう隆の姿はなくなっていた。
その行動はやっぱり隆らしくなくて。
でも待ってるって決めたのは私だから。