• テキストサイズ

昼の子✿夜の子

第11章 ドラルクは聞いた



先を見るより

ナスナス
「彩華くん。ロナルドくんが殴るんだが」

「何彩華を盾にしやがる!」

「まぁまぁふたりとも」



今ここにいる時間をずっと一緒に····



















ーーーー····




「おやすみ。ロナルドくん、彩華くん··」

花束いっぱいの青の"ニゲラ"を抱えてふたつのお墓に添える。

「ヌー···」

「そうだね。ジョン··寂しいね、でもまた逢える気がするんだよね···時間は掛かるけど」


夢で逢えたら、未来を話そうか。




✿✿✿


「おぎゃあ、おぎゃあ!」

「産まれたのかい?!」

「はい、ドラルクさん。」

時間は掛かるけど

「小さいね、でも···命は大きい」
/ 398ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp