第10章 ほっぷ

「はい静かにしてください､ロナルドくんが困りますからね｡そしたらロナルドくんの席は···って！？」

「俺彩華と座るからいいぜ！」

「良くないぞーー！」

『ぎゃあああああああああ！！！/////』

「·····(あいつ)」


何者だ？？？



◆◆◆


きゃっきゃっ
「ロナルドくんは霧島さんの親戚なんでしょ？」

「彼女いるんですかー？」

「何抜け駆けしてんのよーー！」

「写真いいですか？」

(わっ··わー···ロナルドさん凄く人気ある｡とりあえず吸血鬼とバレないように、耳を人間にしてもらったし｡)

「霧島」

びくす
「ドビー！？」

「ハリポタ見たのかよ···あのよ｡あいつ親戚なのか？」

「親戚ですよ(疑っとるーー···萩野くん､少し疑いが強いからな···)」


萩野くん
私と同じオカルト部に入部したクラスメイト