第37章 6月 読み切りルド
(何故···私···?!)
「お客様」
「はい」
ふぁさ···。
「ロナルド様からの要望で顔を隠させて頂きますね」
「はい(良かった顔見られたら自害するしかないもんね)」
✿✿
よた··よた··
(ふえーん!歩きづらい··ヒールとかせいぜい3センチまでしか履かないから··5センチとかキツいよ!)
はっ!
(いや3センチと5センチってそんな変わらない?!)
コッコッコッ
「何突っ立ってるんだ。」
「あっロナルドさ···ん!?」
ひょい
「もう撮影してるからこのまま行くぞ」
「はぇー?!//」
バタン
「撮影頼む」
「はい!」
カメラマンさんの撮影は早すぎる
私は抱かれたまま固まるしか出来なかった
(ベールの上からでも分かるけど····ロナルドさん本当かっこいいよなー··)