第35章 ドラルクは✿✿✿
ドラルクさんのおじいちゃんは凄い人だと思う
指パッチンで私の衣装が簡単に着替えられてる
「最後にこの服を着て貰えないかな?」
ぱちん✿
「わぁ··」
コンコン
「御父様。失礼···!」
ドラルクが人間の友を心配してるから見に来た先にうつるのは
『ーーー』
···ポロッ
「···お母様」
「どうしたんだい?ドラウス」
はっ
「なんでもないです!撮影はキリがいい感じですか?」
「もう充分撮影したからね仕上がりが楽しみだ」
「人の子よ。名を訪ねる」
「あっ!··彩華··霧島彩華です」
ふわ
「いい名だ、私はドラルクの父。ドラウスだ」
「はい、よろしくお願いします」
(背丈も違うけど、この子は心が暖かい)