第32章 温泉旅行 金太郎ルド
どくん··どくん···。
(うー···緊張しちゃう。···いつもはスーツとかだったからそれで慣れてるけど···お互いに浴衣って··あれ?先程から沈黙長くないか?)
すっ··
「···っ、?!」
ぼたぼた
「ふーー···ふーー···///」
「鼻血いい!」
相変わらず手が出せない金太郎ルド
✿✿✿
ガララ
「金太郎さん。頼まれていた物です···あら?怪我したんですか?」
「あはは···ちょっと··のぼせまして··」
「お大事にしてくださいね。そしたら夕飯の時間がうんたらかんたら」
パタン
だばっ
(よし!女将さんから頂いた替えの浴衣···。今日の夜と···明日····!せっかく来たんだ!普段出来ないシチュエーションもしたい!///)
「入口で固まってま···ってロナルドさん!また鼻血!」
「えへへ···///」
「えへへじゃない!あぁ···至る所までに付いてますよ···拭きますから」