第23章 お菓子の家

くるっ
「順番間違えたーーーー！えーん！」

ぎゅむ
「おごっ！(タックルに近い抱きつき方！)」

「だって··どうすればいいか分からないし···お前から···甘い匂いするんだもん···なぁ··俺と付き合ってください···///」

「あの､ヘンゼルさん···//」

くいっ
「ヘンゼルじゃなく···名前で呼んでくれますか？」

はわわ···
「····近い！ロナルドさん｡」

むぐっ
「んむっ(うま)」

「あまり急かすのはいけませんからね」

もぐ····｡
「·····」


そこからロナルドさんの攻めが始まる

ぎゅむ
うりうり
「すーーーー····はーーーー···」

(何故､私の匂いをかぐんだろう､お菓子作りずらいな···｡)

「····(まだ返事聞いてねぇ)」

もん
(初対面から好きだったから良かれと思ったのに···順番間違えるし)

もやもや
(もしかして···彩華には俺の他に実は彼氏がいるとか？)


(明らかに余計な事考えてるな)