第15章 それゆけ半田くん!
ぐすっ
「だって··いつかお前が俺から離れるんじゃないかって考えると···悲しくなる」
「ロナルドさん。···私は離れませんよ」
「ほんとに?」
きゅん
(ふぁーーーーー··その子供みたいな眼差しをされると)
すっ
「やくそくしましょ。ふたりは離れないって」
「うぅん···。でも」
「でも?」
きょろきょろ
「···中にもやくそくしたい··///だめ?」
「はっ···ふぁーーーーー!?//////」
◆◆◆
「あれから対策さんはどうなの?」
「名前は半田さんみたいでしたわ。」
「あー··吸血対策半田桃くんか」
「桃って言う名前なんですね。あんなツンケンしてる半田さんの名前は可愛いら」
くわっ!
「可愛いとは言うなあああ!////」