第1章 詐欺師の自分
葉「何ですか?その葉…なんちゃらって」
校長(あら知らない?逆におかしいわね。まぁでもホームレスとその本名不明とその葉月6号の名前間違いなくあなたあの犯罪者ね)
葉「はぁ…そうですよ。あたしは詐欺師ですよ。で何がしたいんですか?警察に連れて行ってお金を貰うとかですか?」
校長(あら。私はあなたを助けようと思っていたのよ)
葉「何で!?」
校長(随分と可愛い表情するのね)
葉「グッ」
校長(まぁ良いわ。あなたにチャンスをあげる。このまま警察に捕まるか、この学校の生徒になるか。どれが良い?)
葉「はぁ?生徒?無理」
校長(勉強出来るのは今だけよ)
葉「う〜ん」
校長(そう見せて答えは決まってるくせに)
葉「あれ?バレた?」
校長(ええ。で、答えは?)
葉「勿論。此処の生徒になるわ」
校長(やっぱりね)
捕まるくらいなら高校生くらいなってやるわ