第16章 承①紅海
花京院が着く前にと、コーヒーを入れてくれた。
承「おい、起きろ、花京院がコーヒーを入れてくれた」
「んん…?はっ!ごめん!寝てた…」
花「もうそろそろで到着だ、飲むといい」
花京院はの前にコーヒーカップを、ほらと置いた。
「ありがとう花京院。ん…?」
承「うん?おい花京院。なぜカップを7つ出す?6人だぞ」
花「おかしいな…うっかりしてたよ、6個のつもりだったが…」
「花京院がうっかりするなんて珍しいね」
ジョセフがコーヒーを手に取り飲もうとした次の瞬間。
ジョ「うん?」
、承、花、ジョ、ポ、ア「「「「「「!?」」」」」」
するとコーヒーから出てきたスタンドにジョセフの義手の手が切られてしまい、衝撃でジョセフは後ろへ倒れた。
「おじいちゃん!!!」
承「ジジイ!」
花「ジョースターさん!」
ハイプリエステス(以下ハイ)「ドギャァーーーース!」
ポ「バカな…」
ア「スタンドだ!いつのまにか艦の中にスタンドがいるぞ!」
花「、僕たちの後ろへ」
花京院と承太郎はを背中に隠した。
するとハイプリエステスは天井へ飛び移った。
一同「「「「「あっ」」」」」
承「うっ、オラァ!」
承太郎がスタープラチナを出し、叩こうとした。
しかしハイプリエステスはスタープラチナの拳を避け、計器のところに消えていった。
ポ「き…消えた?」
「いない…」
承「いや違う!」
ア「化けたのだ!この計器の一つに化けたのだ…コーヒーカップに化けたのと同じように」
ポ「まじかよ…もうサンゴ礁だ。あと数百メートルでエジプト上陸だって言うのによ…」
はジョセフのそばに近寄った。
「おじいちゃん…アインガード」
アインガードを呼ぶとジョセフの腕の傷を治させた。しかし
「気を失ってる…治したのに…」
花「大丈夫だ、傷は浅かったし、義手でよかった」
花京院がジョセフをおぶろうとすると、電話が鳴った。
ポ「で、電話…?こんなときに一体誰が…」
花「構うなポルナレフ!気を散らすんじゃあない!」
ア「ハイプリエステスだ」
承「ん?」
「ハイプリエステス…?」