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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第14章 承①サウジアラビア


ジョ「ディオにもここが知られることになるが、やむを得ん。救助隊を呼ぼう。この赤ちゃんのためだ。」

すると花京院は自分の腕に"BABY STAND"という文字が彫られていることに気づいた。

赤(し、しまった…抜け目のない奴らとは聞いていたが、傷をつけるついでに文字を彫ってやがったとは…)

赤ん坊は花京院を睨みつけるように見ていたが、花京院と目が合うとそらした。

花(うっ!なんだ?あの赤ん坊の今の目つきは…それに今目が合った途端意識的に目を逸らしたぞ…ベビー…スタンド…)

花「あっ!」

「どうしたの??さっき花京院のことを見つめていたよね?そばに行きたいの?」

は赤ん坊を抱き上げると花京院のそばへと寄った。

「花京院!さっき赤ちゃんが花京院のことずっと見てたの、きっと花京院が優しい人ってわかるんだね」

すると花京院は赤ん坊の胸ぐらを掴み、から取り上げた。

赤「おぎゃぁぁ!」

「花京院!!やめて!」

のその声に飛行機のそばにいた3人がこちらを見た。

ジョ「花京院!何をしている!おいおい、いきなり乱暴だぞ、首を絞めるように抱くなんてどうかしている」

花「す、すみません…」

「大丈夫?ごめんね、びっくりしたよね…あのお兄さん今日はちょっと疲れているの、いつもはあんなんじゃあないんだよ」

は赤ん坊をあやした。

それを見ていた承太郎とポルナレフは

ポ「なぁ、承太郎、花京院のやつ相当精神が参ってるようだぜ」

承「うん…」

ポ「これからの旅を続けられんのかな…」

ジョセフがベビーフードを作り始めた。
そしてそれをポルナレフがうまいとむしゃむしゃ食べる始末。

「ポルナレフ!赤ちゃんの分無くなっちゃうでしょ!!」

赤(この野郎、俺のメシを食うんじゃあねぇ!腹が減ってんだよ!早く食わせろ!)
その時赤ん坊のそばにさそりがきた。赤ん坊は絶体絶命の状況だったが、おしめを止めていた安全ピンで串刺しにした。
その瞬間を花京院に見られていた。
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