• テキストサイズ

【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第62章 ※遠い初めての夜




「杏寿郎さん…、もっと激しくして下さい。」


焦れに焦れたところに "許し" ではなくそんな "頼み" をされれば堪らない。


杏「……分かった。」


杏寿郎は低くそう言うと、菫の両手首を掴んで布団に押し付け、横首に顔を埋めるとそこに甘く噛み付く。


(……一体何を…、)


そして、菫が呑気にそんな事を考えている間に、頼まれた通り腰を思うまま打ち付け始めた。

菫は予想外の激しさに目を見開いた。


「…ッ、あ"ッ、まっ…てッッ」


そう乞うも今更である。

杏寿郎は返事の代わりにただ荒い息を返し、菫の言葉に応えなかった。


「…はッ、……ッ、……あッッ」


菫は奥を強く刺激される度に頭を強く痺れさせ、次第に何も考えられなくなっていった。


「杏寿ろ様…っ、杏寿郎、さまッ」


突く度にそう呼ぶようになると杏寿郎は眉を顰めた。



/ 777ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp