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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第5章 5章 砕けた硝子 …新たな芽吹き



何事もなかった様に歩くゆう。

ドキドキしてるは私だけ?

思わずゆうのお顔を見る。


有「ん?どうした俺の顔に何か付いてるか?」

『!!なんでもない。えっと付いてないないよ。』

有「そうか?ここ凍っているから気を付けてな。」

『う、うん。分かった。』


どうしよう。

ゆうを見ていたの気付かれちゃった。

しかも思ったより長く見ていたみたい。

恥ずかしいまたドキドキしてるよ。

ゆうのお顔が見れなくて下を向きながら返事をする。


ようやくおうちにの前に着いた。思ったより遠くに行ってたみたい。

するとゆうが急に立ち止まった。


有「絢蘭?俺の方を向いて?」

『ん?』

急にどうしたのかな?

まだドキドキしてるけど気を取り直してゆうの方を見上げる。


その瞬間



















”チュッ”


















冷えきった頬に柔らかく暖かい感触が一瞬襲った。













『え!?』

何が起こったの?

今チュって頬に…。


ゆうが私の頬に口付けした!?

な、な何で!?

頭が混乱して、ただいま頬に手を当てることしか出来ない私に


有「今からまた寝るから。よく寝れるようにおまじないだ。」


そう言うゆうの表情は少し大人びた笑顔だった。


有「さぁ、早く家は行って、布団に入りな。おやすみ絢蘭」

『お、おやすみなさい。』


いつも通りに、布団へ促すゆう

これ以上真っ赤な顔を見せられなくて、短く返事をして布団目掛けてその場を早足で離れる。


いざ布団に入って寝ようとしても、寝れるわけがないよ!

まだお胸のドキドキが止まらないよ。

どうしてゆうは、あんなことしたの?

私の側に来てからいつものゆうじゃなくて、

なんか大人のの男の人のように見えて格好良かった//

って思いだしたらまた頬が暑くなってきちゃった。

そういえば小さい頃お母さんに読んでもらったおとぎ話にも描いてあったような。

王子様がお姫様にチュウをするって。

それは王子様がお姫様の事が大好きだから

…。

ってことはゆうは私が好きなの?

でもそんなこと言ってなかったし、勘違いだったら恥ずかしい。

でも嫌じゃなかったな。



これは私がゆうのこと好きってことなの?
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