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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



それは特級相当の呪霊にもいえることで。


呪「領域展開か。お前まだちっせぇのにご立派な事だ。だけどなこの程度の領域ぐらい俺様なら簡単に上書きでき…あ゛?どういうことだ?俺様の呪力でも上書き出来ねぇだと?馬鹿な。⁉なんだ?一気に空気が変わった。グハァ。う゛ぅ。な…んだ…これ。払…え…ねぇ…。」


なんかあの数万個の破片を払いどかそうとしたみたいだけど馬鹿だね。
濃密な呪力に満ちた空間。
さらに一つ一つの破片にも、もちろん莫大な呪力をやどしている。
例え払いどかそうとしても、破片は全て対象に行くようになっている様だね。
僕の目じゃなきゃ誰もこの仕組みに気づけないけど。
まぁその前に猛スピードで竜巻の様に回転してるから払うこと自体が不可能。
実質5秒いないにこの特級呪霊は綺麗に祓われた。
そして領域が解放されて元の空間に戻った。


悟「ブラボー!お見事だよお姫様。まさか全面の鏡を割ってその破片で祓っちゃうとは。かなり痛そうな術式を考えちゃって。えげつないよ絢蘭ちゃん。でも綺麗な術式ではあったよ。怖いけど。」

 『もぉ!ほめてるのかどうかわかんないんだけど!この領域展開はあいつみたいな私たちをなめているやつ用なの。多くの人の命をうばっておいてなまいきなやつをらくにはらっちゃたらダメでしょ?少しでもくるしんでもらわなきゃ。』

悟「いや少しっていうレベルじゃなかったからね!数秒の中で半端ない呪力の破片で全身をめった刺ししてたからね。見てて鳥肌立っちゃたよ。可愛い顔しておぞましい事やっちゃうから余計にね。」

 『いいの!これはめったにつかわない予定だから。メインはもう一つ方。そっちはいたみなくゆっくりはらうようになってるの。まぁ領域展開じたいそんなつかわないでしょ?今回はおひろめ会だったの!』

悟「えーほんとに?まぁいっか。もう一つの領域展開も是非拝見したいところだけど、呪霊のいないとこでやるのはもったいないし、恵達の体力もだいぶ戻ったみたいだから今日はここまでにしようか。」

 『はーい。あっ!結界とくのわすれてた!でも中からは自由にでれるんだけどね。』


そう結界を解き、独り言のように言いさると恵達の方へいっちゃった。
人の事ばかりしんぱいするんだからあのこは。
僕も心配してるんだよ?
まぁ何とか無事に実戦訓練が終われてよかったって事にしよ。

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