万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第14章 6.新しい友達
現にこうやって喋ってるけど一応戦闘しながらだし。
それに奴の攻撃は一撃も僕に届いていないからね。
僕も話を聞き出すためにわざと致命傷を避けて奴に攻撃してるんだよね。
でもこれ以上の話は意味ないし、そろそろこいつを祓うか。
『さとる。ちょっとやってみたいことがあるんだけどいい?』
悟「?もちろんいいけど、何をする気かい?僕は何もしなくてもいいって事かな?」
『うーんっとね。見てのお楽しみ♪実は2つあるんだけどね。こいつはなんかむかつくから…。あっ!さとるは少しはじによってみてて!あとで意見ほしいから。じゃあ行くよ。
”領域展開 万華鏡の乱反射。』
絢蘭がそう言い放った瞬間、一面360度鏡張りの景色に変わった。
まさに自分が万華鏡の中にいる様な感覚になる。
ただ一点大きく違うのが、華やかさが一切ない。
緊張感漂う不思議な空間だ。
いつの間にこんなに呪力が強い領域展開を完成させたんだよあの子は。
しかもかなりの完成度で今のところ口出す所はないな。
悟「絢蘭!いつの間に2つも領域展開出来る様になったのさ。僕教えたっけ?てか僕の領域展開見てないよね?」
『うふふびっくりした?ななみパパにこっそり教えてもらって、頑張っていっぱいれんしゅうしたの。」
悟「えー。完成度は凄いけど、僕じゃなくて七海は知っていったっていうのは納得いかないな!僕のお姫様どこまで強くなるんだか。さてお姫様?呪力も増大で均等。ここまでの完成度と強度ならまず壊せないし、僕がギリ上書きできるかな?って感じだけど、ここからどうすのかな?もちろん考えてあると思うけど。」
『ありがとーさとる。さとるを驚かせたかったんだもん。もちろんあるよ。今はおへやにしょうたいしただけだからね。これから心をこめておもてなしをするよ。せっかく私たちのことをまっててくれたみたいだし。いくよ?
光のようにかがやき舞え。境乱風舞!』
可愛らしい幼い表情から一変、合図と共に大人っぽい妖艶な空気をただ寄せちゃってるよ。
そして一面ガラスが一瞬で割れ、その破片たちが呪霊に向かっていった。
その様子はまるで花吹雪のようで、破片が待ってい様に見えるんだよね。
実際は何万個か分からない数の破片が結構な速度で襲うから避ける事は不可能。
つまりこの領域に入ったら最後っていくことだね。