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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光


Noサイド

しのぶと義勇達の前に一見怪しい2人組の男が現れる30分程前、1台の黒い車がその2人組を乗せて絢蘭達が住んでいた村に向かっていた。


悟「ねぇねぇねぇ!何でこの僕がこんなド田舎まで来なくちゃ行けないの?伊地知ぃ」


この偉そうに文句を言っている、黒い目隠し男は、五条悟。
呪霊を祓う専門家であり、現時点で3人しかいない特級呪術師の1人で呪術界最強の男である。
また五条・禪院・加茂の御三家の1つ、五条家の現当主である。
さらに、全国に2つしかないうちの1つ東京都立呪術高等専門学校の教員でもある。
経歴や見た目だけで判断すれば最強で有能かつ超金持ちなイケメン呪術師と言ったところだろうか。
しかし彼は性格が残念である。
自分大好きなナルシシスト。
金銭感覚がヤバい。
さらに任務をサボりがちで、後輩にすぐ当たる(特に伊地治)
教師としても適当な所があり、生徒からもバカにされる。
だが呪術関して彼の右に出るものがいないの事実。
その面は尊敬されている様だ。


伊「で、ですからこの近くの村に2年前急に呪霊が大量発生したのにも関わらず、一体残らず祓われていることの調査です。呪術師を派遣していない状態ですので、何者かを付きとめるべく、2年前から2級、準1級術師を派遣しているのですが何故かその村が見つからないため特級呪術師の五条さんや七海さんに任務が通達されたわけです。」


冷や汗を流し本日3回目の説明をするのは、悟や七海の後輩に当たる伊地知潔隆。
彼は補助監督として、悟を始めとする呪術師のサポートを行っている。


悟「もうそんなこと起きてないんでしょ?しかもその村は今誰もいないんでしょ?だったら僕行く必要ないじゃん!どっかの誰かさんがボランティアで呪霊を祓ってくれたんだから。その人を探すなんてなんて野望なんだい?伊地知君は!呪霊もいなくなってみんなハッピー!ってわけで僕帰りたい!」


七「はぁ…」


この日何回目か分からない溜息をつく一見外国人に見えるのが七海建人、1級呪術師であり悟の1つ後輩で、伊地知の1つ先輩。
真面目で時間を縛りにしている。
一度呪術界が嫌になり、呪術師を辞め会社員になるがそこで分かったのは「労働はクソ」ということらしい。
同じクソなら適任の方がいいと呪術師を復帰した。
また見た目はクォーターのため金髪で彫りが深い。
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