第10章 露呈*
家に着くなり、ベッドにドサッと放り投げられた。
私に覆い被さる悟さんは、悲痛というか。
なんともいえない顔をしている。
“ちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、ぢゅううっ”
「んんっ♡ふぁんっ…んんっ♡はぁんっ♡」
いいなり深いキスをされる。
舌を絡め取れられ、吸われ、それだけで軽イキしそうになる。
「んあっ♡やあっ…いきなりっ…ああっ♡」
荒々しく胸を揉まれ、ブラウスのボタンをビリッと破られた。
「やあっ!酷いっ!」
「僕が酷い?僕を残して逝こうとした名前よりも?」
相当怒ってる。
きっと私が臨死体験したから。
ブラをたくし上げられて、露になった胸を強く責められる。
「ああっ♡やあっ♡痛いっ…ああっ♡強いっ…よっ…んんっ♡」
涙目で懇願しても止めてくれない。
「そんなこと言って、ほんとは気持ち良くなってきたんじゃないの?」
「ああっ♡違うっ…んんっ♡はぁっ…ああっ♡」
「じゃあ、こっちはどうなってるのかな?」
下半身に手が伸びる。