第25章 休暇1日目
side.五条悟
名前はお酒が入ったせいか。
日頃の疲れのせいか。
室内に入るなり寝てしまった。
僕はお風呂の準備をして、家に電話をかける。
「もしもし、僕だけど、蓮と心はどうしてる?」
『奥様と旦那様が直々に面倒見ておられます』
「泣いたりして、迷惑かけてない?」
『とんでもございません』
「そっか。今は何してる?」
『心様も蓮様も遊び疲れて、既にお休みです』
「夜泣きしたら飛んでいくから教えてね」
『はい。畏まりました』
「じゃあ、宜しくね」
2人も楽しそうにやってるのか。
良かったような、寂しいような。
まあ3日はここにいるんだ。
直ぐに迎えに行けるし、大丈夫だろ。
僕は名前の着ている服を脱がすと、抱き上げて湯船に入れた。
こうして2人でゆっくりお風呂に入る。
そんな機会もなくなってたもんね。
明日は朝からショッピングだ。
そしてお寿司。
行けたら夜はバーラウンジ。
君としたい事がたくさんありすぎるよ。
こうして休暇の1日目が終わった。