第25章 新たな道
一瞬、何が起こったのか理解出来ず時が止まったままの私に対して、クロは慌ててドアを閉めた。
黒尾「わ、わりぃ!」
ドア越しにクロの声が聞こえた。
見られた、、よね…。
今の私はブラとショーツだけを身に纏った姿だ、、
「い、いや、、私の方こそ、、何かごめん…。」
ドアの向こうからフッと笑う声がした。
黒尾「何でともみが謝んの(笑)」
「・・だって、、朝から変なもの見せちゃった、、から…。」
黒尾「ハッ、全く相変わらず自己評価低いねー。こっちにしてみりゃラッキーだっつーの。
それに俺は好みよ?水色のブラにパンツ(笑)」
「ちょっ!クロッ⁉︎」
ばっちり見られてたー‼︎
今更ながら顔から火が出るほど赤くなる。
黒尾「ハハッ、じょーだん。ほら早くシャワー浴びねーと風邪引くぞ?」
「う、うん、そうだね…じゃあお先に…。」
黒尾「ハイハーイ、ごゆっくり〜」
ドアの向こうの気配が消える。
あれ・・?
そう言えばクロはいつ来たんだろ?
・・考えても何せ記憶がない。
面倒見の良いクロの事だから皆んなの介抱をしてくれたんだろう。
「・・寒。」
うん、、とりあえず今はシャワー浴びよう…