第42章 何度も好きだと言って　☆

ミコトのじゅぷじゅぷと舐め上げる音と、俺のクチュクチュと舐め回す音。

どちらも同時に響いてますます興奮は高まり、必死の我慢もそろそろ限界に近づいてきた。


「っ…じんぺ…く…もう…むり…」

「…俺も、イキそ…」


なんとか、俺よりミコトを先にイカせたくて吸ったりナカに舌を挿れたりと更に愛撫を加速させたけれど、それはミコトも同じなようだ。


喉の奥、限界まで咥え込まれたとき、俺の我慢は全て無に化した。


「っ…イク…」


そう言った瞬間、先割れから欲望が全部飛び出してミコトの口の中に全て注がれ、ミコトからは思わず声が漏れた。


「っんうっ…」


同時に、ミコトの方も限界をとっくに超えていたらしく、腰をガクガクと震わせたあと蜜壺の入口を見るとヒクヒクとひくついていた。

なんだよ…同時にイッたのかよ…


と、謎にホッとした俺にミコトはとんでもない爆弾を放り投げてくる。



「じんぺいくん…」

「…ん？」

「おくちと指だけじゃ足りないよ…」


そう言ったミコトは、尻を向けていた体制をまた正面向きに戻し、俺の上に乗ったまま俺を押し倒した。

ドサッ…とベッドに身体を預けた俺は、珍しく見上げる形でミコトの裸体を眺めた。


白い肌が綺麗で、ツンと上を向いた突起を携えた胸が大きく揺れ、その上にミコトの可愛い顔が色っぽく俺を見下す。


お前がいたら、AVなんて一生見なくて良さそうだ…

そんなことを呑気に思っていたら、俺の頭に快感が走った。


「っあ…」


思わず声が出て慌てて自分の口を塞ぐ俺。
見ると、果てた俺の肉棒の上にはミコトのアソコがぐちゅ…と押し付けられていて、腰を前後に揺さぶっていた。


「っ…ミコト…」

「おっきくなって…？」


そう言いながら、俺の上に乗って素股で腰を振るミコト。
腰が動くたびに、ヌルヌルした感覚がペニスの上に走り、同時にくちゅっ…ぐちゅ…といやらしい音が響く。

勃起する理由には十分すぎた。