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目眩く一時 ~刹那の情事~

第13章 吸血鬼に激しく奪われて…(杏寿郎の場合)





手早く隊服を脱がせて、下着だけにすると


そのあまりの素早さについていけず


遅れて、戸惑いの声が聞こえてくる

『…きょ、杏寿郎様っ?!…え、あ、服…っ…!』

思わず後ろを向いて蹲ると

「…む、何故隠す?…同じ想いだと、思っていたのだが…よもや勘違いだったか?」


少し意地の悪い言い回しをしながら

至極楽しそうにみずきを暴いてく杏寿郎


それを何となく察知して

『……私がついていかれず、戸惑って恥ずかしがってるのを楽しんでおられますね?』

ぷるぷると震えながら、涙目になるその姿に

「バレてしまったか!…愛らしいのに大胆な事を言う物だから、つい…な」

言いながら背筋に指を這わす

あっ…と控えめな声を上げながらも

上目遣いで少し睨むみずきだが

「そのような目で見られても、ただ愛らしいだけだが?」

言いながら、サラシをスルリと解く

白い背中を眺めながら

あぁ、美味そうだという吸血鬼の本能と

早く抱いてしまいたいという男の本能が入り乱れる

何とか気持ちに折り合いをつける為に

白い首筋に口付けながら、舐めたり吸い付いたりする杏寿郎

『…っ……ぁっ…んんっ』

可愛い媚声を漏らし、身悶えるみずき

後ろから与えられる快感に意識が持っていかれてる間に下着を脱がされ、一糸纏わぬ姿にされると

ゆっくり布団に押し倒され

覆いかぶさるようにして杏寿郎の顔が近付いてくる

「…口吸いを、しても良いだろうか?」

近くで改めて見ると整った美しい顔だな、なんてぼんやりしていると

「返事がないなら、好きなようにさせてもらうが?」

言いながら、みずきの艷やかな唇を指でなぞる

んっ…と控えめな息遣いに潤んだ瞳

杏寿郎はガマン出来ず、その唇に吸い付くと

ほんのり甘く感じ驚きながらも

夢中になりどんどん深い口吸いになっていく

『…っ…ん……っんんっ…!』

杏寿郎の熱い舌に翻弄され、されるがまま

与えられるがまま、快感に溺れていく


不意に胸を揉みしだかれ、ビクリと仰け反るみずき

口吸いをされたまま、胸の飾りを指で弄ばれ

もう片方の腕は下にスルリと伸びていき

下腹部辺りをいったりきたりして焦らすような動きに身悶えてしまう



モジモジと下半身を揺らす様にさらに高ぶる杏寿郎






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